ども、まさです。
ここのところ、上場廃止やらMBO、TOBが多い気がします。
私の感覚だけなのかな??
この前もマンダムがMBOなってましたし、、、
マンダムは時価が応募価格を超えてきてると思ってたら、大量保有報告書がでたり、きな臭くなってますが、どうなることやら🤣
今回は、このパラマウントベッドからもMBOの公表があり、同時に株主優待と配当金の廃止が公表されたので共有したいと思います。
会社紹介
医療・介護用ベッドの国内最大手として知られる企業です。
施設向けの製品に強みがあり、子会社ではレンタルやメンテナンス事業も展開しています。
また、同社ではパラマウントビジョン2030「医療・介護から健康まで すべての人に笑顔を」を掲げており、従来の医療・介護用ベッドメーカーという枠組みを超えてビジネスを拡大させています。
事業内容
医療・介護ベッドの製造・販売、関連機器の提供、レンタル・メンテナンスサービス
・優待を最少数量にて取得した場合の利回りを算出しています。
【株 価】 2,671 円
【年間配当金】 97 円
【配当利回り】 3.6 %
【優待利回り】 0.4 %
【総合利回り】 4.0 %
※配当及び株主優待はMBOと合わせて廃止となる予定です。
・優待を最少単元にて取得する場合
【取 得 額】 267,100 円
【取得株数】 100 株
【優 待 額】 1,000 円
株主優待紹介
100株以上保有の株主は、年一回(3月)に保有株数に応じたQUOカードを受け取ることができます。
また、3年以上保有の場合は、受け取れるQUOカードの金額がUPします。
その他。100株以上保有の株主は、自社グループオンラインショップで使用可能な10%割引券が受け取れます。
QUOカードの金額(保有期間:3年未満)
100株 ~ 499株 保有: 1,000 円
500株 ~ 999株 保有: 3,000 円
1,000株 以上保有: 5,000 円
QUOカードの金額(保有期間:3年以上)
100株 ~ 499株 保有: 2,000 円
500株 ~ 999株 保有: 5,000 円
1,000株 以上保有: 7,000 円
MBOについて
今回、MBOが発表されました。
内容としては、経営陣主導による株式の非公開化です。
簡単にまとめると下記の通りです。
- 経営陣主導で会社の株式を買い取り、非公開化する取引。
- 買付者は新設会社「株式会社TMKR」で、代表は現社長の木村友彦氏。
- 木村氏は自身の資産管理会社「シートック」を通じてTMKRを100%所有。
MBOの目的:上場廃止を前提とした非公開化と、経営の柔軟性確保
買付価格:1株あたり3,530円
現在の価格より1000円近く高い金額が設定されているため、持っている方は損はしないと思われます。
公開買い付けの概要
MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせより引用
まさの感想
個人的に、株主優待のある銘柄が上場廃止を目的としたMBO、TOBがある場合、短期的には儲かる場合もあるので喜ぶ半面、少し寂しいと感じます。
今回のようにQUOカードなら他の銘柄にしようかなって思えるのですが、その銘柄の商品やサービスが好きで購入していることもあり、上場したまま続ける方策はなかったのかなって思ったりします。
もちろん、企業も努力した結果なんでしょうけど、個人としては寂しいですね😢
最近はPBRの制約や、株価を個人が買いやすい価格にするなど、わかりやすいところでも変化があり、調整も大変でしょう。
さらに、海外資本やファンドが色々買い漁ってるため、経営陣も戦々恐々としているのかもしれません。
こんな中でも上場し続け、株主優待を出し続けてくれている企業には感謝したいと思います。
今回のパラマウントベッドは残念ですが、非上場化したことで上手くいくことを祈っています。
このブログが皆さんの優待生活の参考になれば幸いです。
by まさ
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